mRNA-1273(モデルナワクチン)の開発情報

mRNA-1273(モデルナワクチン)の開発情報

状況

接種開始中

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接種について

接種回数と接種間隔・接種対象

 本ワクチンは2回の接種を行います。

 接種の間隔は、1回目の後に4週間後に2回目の接種を行うという形です。(万が一、4週間を超えた場合は速やかに接種を行ってください。)

 接種対象は、12歳以上の方です。

接種できない人

  • 明らかに発熱している人(37.5℃以上。ただし、37.5℃を下回る場合も平時の体温等を鑑みて発熱と判断される場合はこの限りでない。)
  • 重い急性疾患にかかっている人
  • mRNA-1273(モデルナワクチン、本ワクチン)の成分に対して重度の過敏症(アナフィラキシーや、全身性の皮膚・粘膜症状、喘鳴、呼吸困難、頻脈、血圧低下等、アナフィラキシーを疑わせる複数の症状)の既往歴がある人
  • 上記以外で、予防接種を受けることが不適当な状態にある人

接種に注意が必要な人

  • 抗凝固療法を受けている、血小板減少症または凝固障害(血友病など)のある人
  • 過去に免疫不全の診断を受けた人、近親者に先天性免疫不全症の方がいる人
  • 心臓、腎臓、肝臓、血液疾患や発育障害などの基礎疾患のある人
  • 過去に予防接種を受けて、接種後2日以内に発熱や全身性の発疹などのアレルギーが疑われる症状がでた人
  • 過去にけいれんを起こしたことがある人
  • mRNA-1273(モデルナワクチン、本ワクチン)の成分に対して、アレルギーが起こるおそれがある人

妊娠中、妊娠している可能性がある、授乳されている人は、接種前の診察時必ず医師へ伝えてください

以上の記載は「厚生労働省 武田/モデルナ社の新型コロナワクチンについて」より

ワクチン概要

研究・開発:

米国企業モデルナ

武田薬品工業株式会社(日本での臨床試験などを請け負っている)

概要:

米国企業モデルナがアメリカ国立アレルギー・感染症研究所(米国NIAID)と連携して開発を行っているmRNAワクチンです。

mRNAワクチンの詳細について見る

第I相の臨床試験にて、2回目のワクチン投与後、全てのワクチン接種者において、新型コロナウイルに対する中和抗体の量の上昇が認められました。

中和抗体というのは、簡単に言えば、病原性を抑える働きのある抗体のことです。

成分

mRNA-1273ワクチン(モデルナワクチン、本ワクチン)には以下の成分が配合されています。

有効成分

  •  CX-024414(ヒトの細胞膜に結合する働きを持つスパイクタンパク質の全長体をコードするmRNA)

添加物

  • SM-102:ヘプタデカン-9-イル 8-((2-ヒドロキシエチル)(6-オキソ-6-(ウンデシルオキシ)ヘキシル)アミノ)オクタン酸エステル
  • コレステロール
  • DSPC:1,2-ジステアロイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン
  • 1,2-ジミリストイル-rac-グリセロ-3-メチルポリオキシエチレン(PEG2000-DMG)
  • トロメタモール
  • トロメタモール塩酸塩
  • 氷酢酸
  • 酢酸ナトリウム水和物
  • 精製白糖

成分については「厚生労働省 武田/モデルナ社の新型コロナワクチンについて」より

予測される副作用:

 臨床試験段階での重大な安全性の懸念は認められず、グレード3以上の主な有害事象は、2回目接種後の倦怠感(9.7%)、筋肉痛(8.9%)、関節痛(5.2%)、頭痛(4.5%)、痛み(4.1%)でした。

新型コロナウイルスワクチンの副反応の収集・評価について(厚生労働省資料)より

有効性:

 モデルナのワクチンであるmRNA-1237は第III相臨床試験の中間報告にて「有効率90%以上」という数字が出ました。

 有効率90%というのは、「90%の人には有効で、10%の人には効かない」もしくは「接種した人の 90%は罹らないが、10%の人は罹る」という意味ではなく、接種群と非接種群(対照群)の発症率を比較して、「非接種群の発症率よりも接種群の発症率のほうが 90%少なかった」という意味です。

 ※mRNA-1273ワクチン(モデルナワクチン、本ワクチン)の接種で十分な免疫が確認されるのは、2回目接種を受けてから14日以降です。

 また、感染を完全に予防できる訳ではありません。ワクチン接種にかかわらず、適切な感染防止策を行う必要があります。

一般社団法人日本感染症学会 ワクチン委員会 COVID-19ワクチンに関する提言(第2版)

厚生労働省 武田/モデルナ社の新型コロナワクチンについて

サマリー

Q
有効性はどのようですか?
A

海外での臨床試験データでは18歳以上で94%、12~17歳で100%を記録しています。

Q
どのような成分が含まれていますか?
A

このワクチンには、有効成分として、

  • CX-024414

添加物として

  • SM-102:ヘプタデカン-9-イル 8-((2-ヒドロキシエチル)(6-オキソ-6-(ウンデシルオキシ)ヘキシル)アミノ)オクタン酸エステル
  • コレステロール
  • DSPC:1,2-ジステアロイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン
  • 1,2-ジミリストイル-rac-グリセロ-3-メチルポリオキシエチレン(PEG2000-DMG)
  • トロメタモール
  • トロメタモール塩酸塩
  • 氷酢酸
  • 酢酸ナトリウム水和物
  • 精製白糖

が含まれています。

Q
接種に注意が必要なのはどのような人ですか?
A

接種に注意が必要なのは

  • 抗凝固療法を受けている、血小板減少症または凝固障害(血友病など)のある人
  • 過去に免疫不全の診断を受けた人、近親者に先天性免疫不全症の方がいる人
  • 心臓、腎臓、肝臓、血液疾患や発育障害などの基礎疾患のある人
  • 過去に予防接種を受けて、接種後2日以内に発熱や全身性の発疹などのアレルギーが疑われる症状がでた人
  • 過去にけいれんを起こしたことがある人
  • mRNA-1273(モデルナワクチン、本ワクチン)の成分に対して、アレルギーが起こるおそれがある人

です。

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