デキサメタゾンの開発情報

デキサメタゾンの開発情報

開発状況

承認済み

承認の詳細

厚生労働省は7月21日に「新型コロナウイルスCOVID-19 診療の手引き 第2.2版」(リンク先は更新の関係で第三版です。)を公開し、ステロイド薬の「デキサメタゾン」を日本国で承認されている治療薬として承認しました。

これは5月に承認されたレムデシビルに引きづづき、国内で2例目です。

英国で行われた入院患者を対象とした大規模多施設無作為化オープンラベル試験では、デキサメタゾンの投与を受けた患者は標準治療を受けた患者と比較して死亡率が減少したことが示された。この研究は6425人の参加者を対象に行われ、デキサメタゾン群2104人、対照群4321人が参加した。デキサメタゾン群の参加者の21.6%、対照群の24.6%が試験登録後28日以内に死亡した。

予後改善効果は、無作為化時に侵襲的人工呼吸管理を必要とした患者で最大であり、この集団の29.0%が試験登録後28日以内に死亡したのに対し、対照群では40.7%であった。

また、登録時に酸素投与を必要としたデキサメタゾン投与群の21.5%が登録後28日以内に死亡したのに対し、対照群では25.0%であった。

しかし、登録時に酸素投与を要しなかった集団では予後改善効果はみられなかった。

引用元:厚生労働省公表の新型コロナウイルス感染症COVID-19 診療の手引き 第3版

治療薬概要

研究・開発:

日医工株式会社

概要:

デキサメタゾンは、副腎皮質ホルモン剤の一種で、ぜんそく・多発性硬化症・リウマチ・重度のアレルギーをはじめとするさまざまな症状の治療に用いられます。

予測される副作用:

主な副作用として、満月様顔貌、食欲亢進、体重増加、むくみ、不眠などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

発熱、咽頭痛、咳[誘発感染症、感染症の増悪]

全身倦怠感、吐き気・嘔吐、口渇[続発性副腎皮質機能不全、糖尿病]

みぞおちの痛みや圧痛、胸やけ、嘔吐[消化性潰瘍、消化管穿孔、膵炎]

妄想、憂うつとなり、意欲が低下した状態、筋肉が発作的に収縮する状態[精神変調、うつ状態、けいれん]

腰背部の痛み、歩くときや立ち上がるときの股関節の痛み、筋肉のこわばり[骨粗鬆症、大腿骨および上腕骨などの骨頭無菌性壊死、ミオパシー、脊椎圧迫骨折、長骨の病的骨折]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

引用元:くすりのしおり

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